十月歌舞伎座 直侍
幕見で、音羽屋の直侍を見てきました。
もはや名人の域だと思います。七代目菊五郎の直侍は。姿がいい。声に凄味がある。江戸の雪の夜とあいまった直侍の孤独さをひしひしと感じさせる。
三千歳は菊之助さん。容姿はいいのですが、まだまだ堅い。
田之助さんはご馳走。おかしみを感じさせる暖かい丈賀さんでした。
何度も見ていて、ある意味定番の直侍ですが、音羽屋はすごい。見といてよかった。
さて、歌舞伎座の建て替えが発表になりましたね。青春を過ごした場ののひとつだけにさみしいものがあります。一番最初に歌舞伎座で見たのは、うーむ、思い出せない。正月、国立の初日に行ったものの満席で入れず、延若さんの楼門五三桐を見ようと歌舞伎座まで移動したものの、時間が合わずそれも見れなかったのが、私の歌舞伎座の一番古い思い出のような気がする。昭和五十七年ぐらいかなぁ。
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